すぴRits デビュー戦 「競輪女王決定戦」第1戦 2005年8月21日(日)
 

表彰式では笑顔

 レディスケイリンレーシングチーム・すぴRitsの注目のデビュー戦、模擬特別競走、「競輪女王決定戦」第1戦が8月21日、多くのファンでにぎわった弥彦競輪場で行われた。第1回の覇者は8番車の杉本真理子選手。7番車、小林梓選手との一騎打ちを制し、見事に競輪女王の座についた。

 午後2時。QUEENの「WE WILL ROCK YOU」が流れる中、すぴRitsのメンバーが弥彦バンクに登場。一瞬にして、場内が華やかな雰囲気に包まれる。

 DJの合図でスタート。序盤は淡々とレースが流れたが、残り1周半で、1番車、成田栞選手がスパート。4番車、本田美羽選手、5番車、田中千晶選手が続く。

 成田選手が懸命に逃げる中、好位置4番手をキープした3番車、谷口由紀子選手が最終バックからまくり、直線で、続いた7番車、小林梓選手、8番車、杉本真理子選手が抜け出す。

 最後の最後、外から小林選手を交した杉本選手が、見事に優勝。第1回の覇者となった。

 


直線で抜け出した杉本選手

「競輪女王決定戦 第1戦」

1着 杉本真理子
2着  小林   梓
3着 谷口由紀子

 
成田 栞 「今日は無我夢中でした。9人で隊列を作るのが難しくて大変ですが、自転車に乗るのは楽しいです。お客さんに声をかけていただいて、うれしかったです」
松島艶子 「今日はレースについていくので精いっぱいでした。すぴRitsのみんなと仲良くやれて、楽しいです。声援がうれしかったです」
谷口由紀子 「今日は暑さで体がだるかったですが、精いっぱい走りました。まくりの瞬間は快感です。みなさんに暖かく迎えていただき、うれしかったです」
           
本田美羽 「今日のレースのことは、ぜんぜん覚えていません。スタンドのお客様から自分の名前を呼んでいただいたりして、うれしかったです」
田中千晶 「すごく緊張しました。今はレースが終わってホッとしました。練習のあと、思いもよらないところが痛くなったりして、ビックリでした(笑)」
宮本あみ 「今日は暑さに負けそうでした。声援がうれしかったです。みんなでひとつのことを頑張れて、よかったと思っています」
           
小林 梓 「最後の最後でスタミナが持たなくて…。次回は頑張ります。阿部康雄さんに練習でいろいろしごかれました(笑)」
杉本真理子 「私は一番、自転車ができなかったのですが、中山善仁さんにいろいろ指導してもらい、今日の成果がでました。体力もついたと思います」
渡辺まり 「今日はまくりが出なかったので、次は頑張りたいです。すぴRitsのみんなと出会えて、楽しいです」