弥彦競輪の展望 WINTICKET杯(ミッドナイト・7/1~3)

チャレンジ戦(6月29日現在)

令和6年後期の開幕戦。本格デビューの125期、降級選手との実力判断が難しいシリーズだ。

ルーキーシリーズの2戦で決勝に進出した小堀敢太(北海道)が軸か。京都産業大時代に国体チームスプリントで優勝。養成所順位は18位で、新人戦では鋭いまくりで結果を残した。

中村龍吉(福島)は師匠が成田和也。新人戦では1着こそなかったが、2着が2回。函館の予選2では小堀に踏み勝っている。

若手をアシストする山口茂(福島)は、5月の福井A級1、2班戦で決勝6着と健闘した。

関東地区の新人は中島竜誠(山梨)。新人戦では3着が3回。兄の詩音はS級で活躍しており、養成所では10勝を挙げた。本格デビューの今回は、積極的に前へ前へ攻めたい。

関東は降級組が多く、筆頭格になるのは前期S級の神山尚(栃木)。競走得点を鵜呑みにできないが、差し脚は上位だろう。

南関地区の新人、山本天平(千葉)は平塚新人戦の予選2で落車。インラインスケート競技からの転身で、自転車経験も浅い。同じ千葉の櫻川雅彦からの援護を受けて、機動力を発揮したい。

西日本地区の新人は中嶋響(大阪)のみ。養成所と新人戦の成績から、今回は厳しい戦いになる。