弥彦競輪開設70周年記念ふるさとカップの決勝が7月21日に行われ、好位からまくった平原康多(埼玉)が1着でゴール。弥彦記念初制覇を達成しました。

地元記念4連覇を狙った諸橋愛(新潟)が平原に続きましたが、最終4コーナーでけん制を受けた分だけ伸びきれず、惜しくも2着に終わりました。

レースダイジェスト&優勝者インタビュー(YouTube 公式弥彦競輪チャンネル)

優勝者共同記者会見(YouTube 公式弥彦競輪チャンネル)

中学校2年生まで、弥彦村のお隣の岩室村(現新潟市西蒲区岩室)で過ごした平原。準地元といっていい弥彦競輪場ではなかなか結果を出せなかった。「いつもヤジばかりだった」と、レース後に苦笑したが、「今日は暖かい声援をもらえた」と弥彦競輪場での記念Vに感慨ひとしお。

「今回は新車で戦ったが、いい方向に向いている。もっと煮詰めて、今後のG1戦線に照準を絞っていきたい」と先を見据えた。

惜しくも2着の諸橋は、「勝ちたかったあ」と無念の表情。4コーナーで鈴木裕の激しいけん制にあった分だけ伸び切れなかった。

「また、来年!」。

悔しい気持ちを抑えて、2021年10月21日から24日まで弥彦競輪場で行われるG1、第30回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントでの活躍を誓った。