新潟県の競輪界で一時代を築いた阿部康雄(68期・新潟)が12月30日、立川競輪1Rで5着。現役生活ラストの競走を終えました。

弥彦競輪場で行われた「素人脚自慢競走」をキッカケに、競輪選手を目指した話は有名ですが、日本競輪学校(現日本競輪選手養成所)の受験資格に年齢制限があった時代。阿部は、原田則夫さんの指導のもと、たった1回の受験チャンスをものにしました。

68期の卒業記念レースを優勝。1991年8月7月に西武園競輪でデビュー(1着)しました。

その後は猛練習のもと素質が開花し、新潟にはアベヤスありと言われる存在に。

GⅠで3回の決勝進出(オールスター、日本選手権、高松宮記念杯)、記念競輪(GⅢ)の優勝は6回と、トップレーサーとして長らく活躍しました。

通算勝利は377勝で、優勝回数は33回。

多くの夢を見させてもらいました。

アベヤスさん、お疲れさまでした。

阿部康雄選手のプロフィールはこちらで(KEIRIN.JP)