報知新聞賞・第52回弥彦王冠記念の決勝が9月8日、弥彦競輪場で行なわれ、S級が高木和仁(福岡)、A級は鈴木庸之(新潟)が優勝しました。
S級決勝は、ライン4車の九州勢が逃げる展開。人気の篠原忍(群馬)、藤原憲征(新潟)は内に詰まって、7番手からのまくり返しになりましたが、不発。九州の番手、古閑良介(福岡)が抜け出しましたが、さらに外を3番手の高木が強襲。見事な優勝でした。地元で完全Vが期待された藤原は、直線で追い詰めましたが、4着まで。
A級決勝は、小泉俊也(宮城)、伊藤勝太(福島)が踏み合う展開。脚をためていた地元新潟の鈴木庸之が、得意のまくりで快勝。欠場明けの初戦で、うれしい優勝を決めました。
次回の弥彦競輪は、9月21日からの新競ニュース賞です。