模擬レースは、函館サマーナイトフェスティバル以来になる彼女たち。
函館では季節が逆戻りしたかのような「寒さ」を体感してきたらしいが、ホームの弥彦。彼女たちを迎えたのは、「真夏の太陽」。誰に合っても、まず最初に「あっちぇーっすね」の猛暑の中、すぴRitsの第13戦が行われた。
弥彦競輪4R終了後の特別選手紹介。恒例となりつつある面白コメント集。事前に入念な打ち合わせ?をこなし、今回は田中千晶さんからスタート。すべった…と内心、感じながらも、「千晶花火を打ち上げたいと思います」と言えば、マークの大橋郁美さんは、「勝利の三尺玉を上げたい」と続く。締めは、前回「栞機関車、出発進行」で場内を沸かせた成田栞さん。「3人でナイアガラのようなきれいなまくりをしたい」と、花火ラインの大トリを務める。
ナイアガラまくり…決まるかあ?
弥彦競輪の7Rが終了。すぴRitsの第13戦がスタートした。
ナイアガラまくりを狙う田中、大橋、成田さんのラインが、誘導員の及川かれんさんを追って、4番手以降に白倉晶子、宮本あみ、杉本真理子さんのライン。7番手から内田レナ、渡辺まり、本田美羽さんのラインとなって、周回が続いた。
で、レースが動いたのが、残り1周半くらいから。白倉さんラインが仕掛けて先行態勢を取り、中団が内田さんのライン。で、花火ラインは7番手。
大丈夫かい?の流れになったが、「持久力はないけど、瞬発力はあるんですよ」と言う田中さんが、最終1コーナーからスパート。華麗な「ナイアガラまくり」を決めて、花火ライン3人がきれいに出る。
直線。「勝利の三尺玉」の導火線に点火OK。大橋さんが鮮やかに抜け出して、弥彦バンクにバーンと大輪の花を咲かせた。
「何度も、何度も走って勝てなかったので、気持ちがよかった」と大橋さん。今日、出走したメンバーの中では唯一、勝ち星がなかった彼女。ようやくつかんだ勝利の味を、堪能していた。
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