えらいハードだな。
これが感想。
9月15日から17日の3日間、弥彦競輪場で、すぴRitsの「特訓」が行われたんだが、ライター君は中日の16日、ちょこっと観戦。これが、結構な「特訓」だったんです。
集まったメンバーでウオーミングアップのバンク周回をこなしたあと、個別のスピード練習が始まった。誘導員役のコーチが乗った電動自転車をぴったりと追走して、かなりのスピードでバンクを2、3周くらい周回。競輪選手のスピード練習(バイクの高速誘導を追いかけるやつ)の「すぴ版」だ。
ライター君、ちょい暇だったんで、手元にあった時計で周回タイムを測ってみると、1周(400m)が約30秒ちょい。模擬レースの上がりタイム(ラスト200m)が16秒後半から17秒前半って感じだから、彼女たちにとってはかなりのスピードといえる。
華やかな模擬レースの影で、ハードな「特訓」。大したもんです。
さて、21日の第17戦。弥彦バンクを走り終えたプロの選手達が、「バックが向かい風でキツい」というコンディションの中、模擬レースがスタート。誘導員の及川かれんさんを、田中千晶、宮本あみ、白倉晶子さんが追ったが、残り1周から杉本真理子、本田美羽、大橋郁美さんが逃げる。田中さんラインが4番手以降を追走し、成田栞、渡辺まり、内田レナさんのラインは7番手からのまくりにかける。
選手も悲鳴を上げる最終バック。逃げる杉本さんを田中さんがまくりにかかるが、向かい風に跳ね返されて4コーナーで失速。逃げる杉本さんも粘るが、ゴールは遠い。
で、満を持しての宮本さん。勢いを失った田中さんの後ろから直線、イエローラインをきれいにトレースしてゴール。2006年4月14日、すぴRits2006年・開幕戦以来の勝ち星を手にした。
宮本あみ 「走ってみて、思ったよりもバックの方で風があったので大変だったんですけど、5番の千晶ちゃんが頑張ってくれたので、最後…抜けました」
※現在、発売中の「週刊ポスト」、「Week」(新潟のタウン誌)に、すぴRitsが掲載されています。チェックしてみてください。
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