快晴の弥彦記念ふるさとカップ初日。元気、元気のお日様の力に、ギッシリお客様が入った弥彦競輪場内の熱気がプラス。暑い、熱い弥彦競輪場に女神たちが降臨。華やかなエキシビションレースを繰り広げた。
先頭誘導員・及川かれんさんを追って、成田栞、杉本真理子、青瀬千里さんのラインが続いたが、残り2周のホームストレートから田中千晶、大橋郁美、本田美羽さんのラインが上昇。残り1周半を告げる打鐘とともに及川さんを交わして先頭へ。
田中さんが徐々にペースを上げていく中、満を持して前回優勝の内田レナさんが発進。白倉晶子、宮本あみさんがピッタリ続き、歓声が響くスタンド前を通過して一気に先頭に立った。
内田さんが快調に飛ばす最終バック。4番手から田中さんが渾身のまくりを放つが、最終3角過ぎにいっぱい。1着争いは、逃げたラインの3人に絞られた。
番手絶好の白倉さんが内田さんを交わしたところを、大外、宮本さんが物凄い勢いで伸びてきたが、わずかに届かず。
「いやあ、速かったなあ」。MCを務めた伊藤克信さんが驚くスピードレースを制したのは7番車の白倉さん。07年7月7日、七夕の翌日だけあって、「7」の余韻が残っていたのかなあ。
白倉晶子 「外を誰か伸びてきた気配がしたので、2着だと思っていました。1年ぶりの1着でうれしいです」
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